ヘアアイロン

 

池袋ルルーの黒須です!

 

最近、乾燥して来たおかげで、クセ毛の方はアイロンを使う頻度が減ってきたのではないかと思いますが、代わりにコテで巻く方が増えたのではないでしょうか?

 

コテで巻いていて気になる事は、やっぱりダメージですよね!

 

キレイに巻けていても、ダメージでバサバサって事に・・・

 

こんな悲劇を繰り返さないためにも、熱が髪に与える影響と対処法を理解しておく必要があります。

 

高温でダメージする事はわかるけど、「熱によるダメージ」と言われてもピンときませんよね!

 

では、高温のコテを当てることによって髪の毛はどうなるのでしょうか。

 

 

 

熱によるダメージの正体・・・タンパク変性

 

髪の毛はタンパク質でできていますが、タンパク質は非常に熱に弱く、高温を与えると別の物質へと変形してしまいます。

 

タンパク変性をし続けると髪本来のしなやかさが失われ、髪がゴワゴワして固くなってしまいます。

 

また、パーマがキレイにかからない・カラーリングの色がキレイにでない・トリートメントが髪内部に入りづらい、などの悪影響が出てきてしまいます。

 

では、どうすれば良いのでしょうか。

 

必ず洗い流さないトリートメントを付ける

 

洗い流さないトリートメントは、髪の毛を熱から守ってくれる働きがありますので必ずつけましょう。

 

アイロンの温度設定

 

単純な話、アイロンやコテの温度が低ければ低いほどダメージレベルは低下していきます。

 

 

 

180℃以上

 

かなりの高温ですので、髪に当てている時間は短くしてください。

 

長い時間や何回も挟んだりしていると、すぐにダメージしてしまいますので、一発で決められれば最高です!

 

 

160℃前後

 

180℃よりもダメージを抑えられるのですが、何回も髪の同じ場所で使用したり、長い時間挟んだりすると、結局180℃と変わらないので注意が必要です。

 

 

130℃前後

 

このくらいの温度だとダメージも抑えられるのですが、クセがなかなか伸びなくなってきます。

 

きも~~ち水分を残してアイロンしたり、ブローローションを使うといいかと思いますが、次の項目で紹介する「水蒸気爆発」には気をつけてください。

 

 

 

ポイントは短時間でササッとです。少し練習が必要ですが、意識していればいつかは出来るようになるはずです。

 

 

熱によるダメージの正体・・・水蒸気爆発

 

この水蒸気爆発は知らない方も多いと思いますが、意外と恐ろしいのです。

 

工場など規模が大きくなると、水蒸気爆発で亡くなる方もいらっしゃいます。

(髪の毛ではなく、工場爆発の話です)

 

その様な爆発が髪の毛の内部でも起きているのです。

 

アイロンで髪を挟んだ時に水分が残っていると「ジュ~」って言いますよね!?

 

あれです!あれが水蒸気爆発です。

 

水が水蒸気になる際、体積が大きくなってしまい起きる現象だそうです。

 

流れとしては、水分の蒸発 → 膨張 → 髪が破裂 → 髪がボコボコになるといった流れです。

 

水蒸気爆発を防ぐには、髪を乾かしてアイロンをするか、アイロン温度を100℃以下にして蒸発を防ぐ様にします。

 

熱のダメージは意外にも厄介ですので、皆さん気をつけて下さい!

 

池袋ルルー 黒須孝宏

L'heureux