カラー・パーマのアルカリ剤とは何か
こんにちは!ルルー池袋の黒須です
前回の『市販グレイカラーとプロフェッショナルグレイカラーの違い』でも少し触れましたが
今回はカラー剤やパーマ剤に配合されているアルカリ剤について書いていこうと思います
前回の記事でアルカリは髪に良くない事がわかったと思いますが
アルカリ剤が入っていないと薬剤が髪に浸透せず
カラーやパーマをする事ができません
アルカリ剤を使うとどの様にダメージをするのかと言うと
・CMCを溶かす(CMCとは細胞と細胞をくっつける接着剤みたいなもの)
↓
・キューティクルが剥がれやすくなる
↓
・枝毛になりやすくなる
↓
・パサパサになる
更にダメージが進むと
髪の構造自体が壊れ始め
元の「ぷるんっ」とした状態に戻れなくなり
水に濡らした時「トロッ」とする様なダメージの原因になります
また、アルカリ剤が髪の毛に残った状態を放置してしまうと
髪内部のたんぱく質などが溶け出して
スカスカの状態になってしまい
保湿能力が低下して乾くと硬い髪になってしまいます
それを防ぐ為にも
・髪に薬剤が付いている時間を短くする事
・アルカリ剤を髪に残さない
この2つは絶対条件ですね
ルルーでは
・髪のダメージに合わせてアルカリ濃度の違う薬剤で塗り分ける
・アルカリが髪に残らないように中和する
をしっかりと心がけています
これからも、お客様の大切な髪を扱う事に責任を持って施術をしていきたいと思います
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました