ホームカラーを使い続けるのは危険!ホームカラーの何が悪いのか解説!
こんにちは!池袋ルルーの黒須です。
今回はホームカラーについて書いていきたいと思います。
ホームカラーは手軽で安価に染めることができるので、一度は自宅で染めたことがある方も多いのではないでしょうか。
しかし、市販のホームカラーは美容室で染めるよりも傷むと聞いたことはありませんか?
今回はホームカラーの注意点を3つに絞って紹介していきます。
①薬剤が強い
市販のカラー剤はどんな髪でもキレイに染まるように、強めに設計されています。
髪は一人ひとり違うので、染まりやすい人もいれば染まりにくい人もいます。
美容室では髪の状況を見て薬の強さを調整しています。
薬の強さを調整しないで自分で染めると、染めやすい部分や染まりやすい部分が明るくなり、色ムラの原因になってしまいます。
明るくなってしまった部分は必要以上にダメージが進んでしまいます。
②カラー剤のニオイ
自宅で染めるとき、ストレスに感じることのアンケートの上位に「カラー剤のニオイ」があります。
最近は改良されてニオイの少ないホームカラー剤が主流になっています。
ニオイを抑えるために揮発性が弱い、又は揮発しないアルカリ剤が使われています。
このアルカリは、キューティクルを開く働きがあり薬剤が髪内部に浸透するためには必要不可欠な成分です。
しかし、アルカリはダメージの原因にもなってしまいます。
美容室で使われているカラー剤は揮発性の高いアルカリを使用しているため、時間が経つと空気中に飛んでいきますので、髪への負担が少なくなります。
市販のカラー剤は髪にとどまってしまうので、カラーリング後数日にかけて徐々にダメージが進行してしまいます。
染めたては髪がツルツルなのに、時間が経つとガサガサになっていく原因の一つになります。
③塗り分けができない
サロンでカラーをする場合、一度染めた部分は薬の強さをさほど必要としないため、強さを調整して染めることができますが、ホームカラーの場合は、一度染めた部分も強い薬で染めることになります。
ホームカラーを繰り返して使用していくと、ダメージが蓄積されて、髪がボロボロになっていく恐れがあります。
ホームカラーを繰り返していくと、思いのほかダメージが進行していってしまいます。
ダメージが進み過ぎてしまうと、縮毛矯正やパーマができなくなってしまったり、色ムラの原因にもなってしまいます。
またパサつきなどで髪がまとまりにくくなってしまったりと、いろいろとトラブルの原因になってしまいます。
ホームカラーを使い続けるのは髪や頭皮にも良くないので、心配な方は美容室でしっかりとカウンセリングを受けてから染めることをオススメします。
池袋ルルー黒須